三多摩法律事務所 – 立川市で弁護士数最多　三多摩地域で最大規模の総合法律事務所

新春にあたり年頭のごあいさつを申し上げます

更新日：2012-01-06

　昨年３月の東日本大震災から１０ヶ月が過ぎようとしています。震災によってご親族を亡くされた方々に改めてお悔やみを申し上げます。かけがえのない人を失い、故郷を離れて暮らすことを余儀なくされている被災者の方々にとって、新しい年が、少しでも明るいものとなるよう願わずにはいられません。
　震災による未曾有の被害の拡大は、災害対策の不備や産・官・学の癒着などによって生まれた人災というべきです。「安全神話」に依存した原子力行政の無策、遅々として進まない復興、医療や介護を必要とする方々が置かれた深刻な現状は、原発問題だけではなく、この国のあり方を根本的に問いかけています。あらゆる場において、徹底した情報公開と、いのちを守り安全を最優先することが求められています。
　今年、三多摩法律事務所は、設立４５周年を迎えます。地域の皆様に支えられ、弁護士２３名、事務局員１３名を擁する三多摩地域最大規模の法律事務所に発展してまいりました。本年はさらに２名の弁護士が加わる予定です。
　引きつづき、「三多摩憲法のつどい」「三多摩憲法ネットワーク」や弁護士会・法律家団体の活動など、平和・民主主義を守り発展させるための活動に力を尽くしてまいります。また、労働者や高齢者の権利擁護、原発賠償をはじめとする被災者支援など、地域の身近な相談相手として、皆様のニーズに的確にお応えできるよう、一層の研鑽に励む所存です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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