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2010三多摩憲法のつどい「この国はどうなるのでしょうね・・・?〜日米安保50年〜」

更新日:

 今年は、多くの国民の反対を押し切り日米安保条約の締結が強行されてから50年目の節目の年となります。
 「安保条約は日本国民の安全を守るためのもの」・・・・・・日本政府はこのように説明してきました。でも本当にそうでしょうか。
 在日米軍基地は、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争などアメリカが戦争をする際に、最前線基地としての役割を果たしてきました。しかも、米軍基地は爆音、環境汚染被害をもたらし、さらには米兵による暴行事件などが続発するなど、国民にさまざまな犠牲と負担を強いています。また、今日アフガニスタンやイラク戦争というアメリカの戦争に自衛隊が派兵されるという事態が生じています。
 安保条約に基づいて沖縄をはじめ国内の各地に設置された米軍基地や自衛隊の海外派兵が「日本の防衛」と無縁であり、国民を守るどころか国民の人権を侵害し、憲法9条をも踏みにじってきたことは、このような歴史からしても明らかです。
 安保条約がもたらしたものは、軍事・基地問題ばかりではありません。アメリカによる貿易自由化の圧力を受け、日本の農業は大きな打撃を受けました。また「構造改革」路線の押しつけにより福祉・医療予算が切り捨てられ、国民のくらしが破壊されています。
 このように、日米安保体制のもとで、日本の平和と安全のみならず経済などあらゆる面で「アメリカいいなり」の政治が押しつけられ、国民のくらしに大きな犠牲がもたらされてきました。
 いま、政府が「日米同盟の強化」をかかげるなかで、沖縄県民をはじめ各地の住民から米軍基地撤去のたたかいが起こっています。安保条約締結から50年のいまこそ、対等・平等の日米関係をつくるため、あらためて安保条約のもつ意味について考えてみることが必要ではないでしょうか。

 今年の「三多摩憲法のつどい」は、東京新聞編集委員であり、長年にわたり防衛庁などの取材を担当してこられた半田滋さんをお招きします。そして、米軍基地の実態や海外における自衛隊の活動などについてお話をうかがうとともに、日米安保条約の行方を考えてみたい思います。

◇◆◇◆プログラム◇◆◇◆
日  時:2010年5月28日(金)
      18:00 開場
      18:30 開演
 
場  所:立川市女性総合センター「アイム」1階ホール
      ・JR立川駅北口 徒歩3分
      
      《予約不要・入場無料》

◇◆◇◆プロフィール◇◆◇◆
講演:半田滋(はんだ・しげる)氏
 1955年(昭和30)年栃木県宇都宮市生まれ。下野新聞社を経て、91年中日新聞社入社、東京新聞編集局社会部記者を経て、2007年8月より編集委員。93年防衛庁防衛研究所特別課程修了。92年より防衛庁取材を担当。04年中国が東シナ海の日中中間線付近に建設を開始した春暁ガス田群をスクープした。07年、東京新聞・中日新聞連載の「新防人考」で第13回平和・協同ジャーナリスト基金賞(大賞)を受賞。著書に、「『戦地』派遣 変わる自衛隊」(岩波新書)=09年度日本ジャーナリスト会議賞受賞、「自衛隊vs北朝鮮」(新潮新書)、「闘えない軍隊」(講談社+α新書)などがある。

三線演奏:海人(うみんちゅ)三線クラブ
    (正式名称   田中秀二琉球民謡研究会)
田中秀二氏は鹿児島県沖永良部島出身。大阪で琉球民謡協会に入会し、三線を15年間学ぶ。同会の教師免許を取得後、2005年から経営する府中市の沖縄料理店にて、三線教室を開く。
現在は、メンバーとともに、地域のイベントへの参加、病院や福祉施設、老人ホーム等の訪問活動などボランティアで三線演奏をしている。

チラシ (614 KB)

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