首都圏建設アスベスト訴訟(第1陣、第2陣)東京高裁和解成立
首都圏建設アスベスト訴訟(第1陣、第2陣)について、2025年8月7日、東京高等裁判所において、一審原告らと建材メーカーとの間で和解が成立しました。この和解により、建材メーカーは約400名の原告との関係で、和解金総額約52億円を支払うことになります。何よりも、責任が認められた建材メーカーは被災者らに対して警告義務違反を認めて甚大な被害につき深くお詫びすると表明したことなど、評価できる内容となっております。
2021年の最高裁判決を経て、建設アスベスト給付金法が成立しました。2025年7月時点で、8500名を超える被害者に国から給付金が支払われ、救済されています。しかし、これは被害の半分に対する救済に過ぎません。
今後も、私たちは被害の早期かつ全面的な解決を目指して尽力して参ります。アスベスト被害に関するご相談をご希望の方は遠慮なく当事務所にお問い合わせ下さい(相談料:無料)。引き続きご支援頂きますようお願い致します。
*当事務所には今回の和解を勝ち取った弁護団所属の弁護士が複数おります。