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2013「三多摩憲法のつどい」を開催しました。「私たちを守るのは外交それとも国防軍?〜アジアとどう向きあうか〜」

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 5月31日、「三多摩憲法のつどい」が開催されました。今、核開発や領土問題をめぐりアジアの緊張が高まる中、安倍政権は、集団的自衛権行使を認める方向へ憲法改正の動きを強めています。そのような情勢のもと、今回の「つどい」は、今の日本に本当に必要なものは何?という疑問を皆で考えてみたいと思い、元外交官で駐イラン大使等を歴任された孫崎享さんを講師にお招きし、「私たちを守るのは外交それとも国防軍?〜アジアとどう向きあうか〜」と題して行われました。当日は、開演前から、200席の会場がほぼ満席になりました。
 孫崎さんは、領土(主に尖閣諸島)問題をめぐる紛争を避けるために、過去の歴史、これに基づくかつての外務省の見解、新聞報道、世論、ヨーロッパの例などを挙げながら、領土問題の決着を留保する、いわゆる「棚上げ」政策を維持することが大切であると指摘されました。また、アジアをめぐる問題に限らず、TPP参加、オスプレイ配備、原発推進など、政府によって推し進められている政策に幅広く触れ、憲法と矛盾するこれらの諸政策に共通する背景−対米従属路線とその先にある危険を鋭く指摘していただきました。自身の経験やユーモアを織り交ぜながらの講演に、満席となった会場からは感嘆の声や笑いが起こるなど、会場全体が一体となった集会になりました。
 講演後には、会場から寄せられた多くの質問に対し、私たち一人ひとりが何が真実なのかを常に追究し、声をあげていくことが大切であるという視点から回答していただきました。最後は、国防軍を明記した自民党改憲案に関する質問に対し、7月の参院選で改憲の動きを阻止することが重要であるとのメッセージで、集会を締めくくりました。
 「戦争ができる国」への改憲が推し進められている中、過去の反省のもとに定められた平和憲法を守るため、今私たちがすべきこと、できることを改めて考える良い機会になりました。ご参加いただいた皆様、企画にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

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